今回は8月の講習会に続いて、千葉県として今年度2回目の開催となりました。県外からの受講者もいらっしゃり、開催場所は外房の勝浦ということで、皆様遠いところお疲れ様でした。
参加者は5名と少数でしたが、大学生から50代という幅広い年齢層で、指導対象も小学生、高校生、クラブと様々なカテゴリーのコーチの方々に参加いただきました。
午前中は教室でコーチングアプローチやコーチングプロセスなどについて、ワークを活用しながら双方向型で学んでいただきました。他の受講者と議論をし、それを全体でも共有する進行について、「いろいろな人の意見を聞くことができて良かった」、「様々な刺激や気づきを得た」というお声をいただきました。
午後はグラウンドに移動し、午前の学びを活かして実際にコーチングする実技を行いました。受講者の1人がコーチ役、他がプレーヤー役となって、ボールキャッチや2対1など、それぞれが担当するテーマについてコーチングの実践を行いました。ゴール設定やオープンクエスチョンなどが意識されており、また振り返りにおいても受講者同士で活発に意見交換がなされていました。自身のチームに戻られてからのコーチングに活かすことのできる、多くの学びがあったのかなと思います。
終了後、教室に戻り、コアバリューやフィロソフィーなどについて振り返り、全体を通してのまとめを行いました。終了後のアンケートでは、「実技を良くするための改善点をソフトに指摘してもらえたので、メンタル的にも救われました」といったご意見なども頂戴し、エデュケーターとして私も多くの学びがありました。また「人数が少なく、最初は心配したが、逆に手厚いレクチャーを受けることができた」というお言葉もいただきました。皆様にとっても充実した時間になったことと思います。本日、学び経験されたことを持ち帰り、ご自身のコーチングを継続して高めていくとともに、チームの関係者や地域に伝える伝道師としてもご活躍いただきたいと思います。
皆様のご協力により、無事に講習会を終了することができました。ありがとうございました。
実施日:2022年12月18日
開催場所:国際武道大学(千葉県勝浦市)
エデュケーター:廣瀬恒平