滋賀県協会として初のC級コーチ認定講習会を滋賀県草津市にある県立玉川高等学校にて開催しました。
開催前は「受講者が集まるのか?」といった不安もありましたが、県外のコーチを含む21名のコーチに受講していただくことができました。受講者のカテゴリーは、スクール(小学生)を中心に、中学生、大学生と幅広い指導対象のコーチの皆さんが県内外から集まって下さいました。
午前中の講義では、普段の自身のコーチングを振り返りながら『攻防の原則』『コーチングアプローチ』『コーチングプロセス』等について双方向型で学びを深めました。日々のコーチングの中で感情に流されずにアプローチを使い分ける難しさを口にする受講生が多くみられました。これらの講義内容を意識して、午前中の最後にグループに分かれ、実技指導メニューの練習計画を作成しました。
午後の実技講習では、3人1組7グループに分かれ、午前の最後に計画した練習計画を実践しました。グループごとに『キャッチ・パス』『ラインAT』『ラインDF』などの課題設定に対し、指導対象となるカテゴリーを設定し、午前中の講義で学んだゴール設定やコーチングアプローチを駆使しながらコーチングを行いました。
ヘッドコーチ、メインコーチ、サポートコーチと役割を分担してコーチングを行うだけでなく、受講者がプレーヤーとなって実践していく中で、コーチングに対して感じた「Good」「Bad」を共有し、受講者自身が「Next」に繋げるために意識する点を考えるなど、思考にも身体にも“痛み”を伴いながら進めることができました。
実技講習後は室内に戻り、今回の講習会のまとめとして今後の自身のコーチングに活かしていく決意表明を行っていただき、無事に終了することができました。
実施日:2024年12月15日(日)
開催場所:滋賀県立玉川高等学校
エデュケーター:大橋千里
助手:宇野翔平