2024年度石川県C級コーチ講習会の第1回目を石川県小松市:県立小松高等学校で開催しました。参加者は、6名。(県外指導者2名)カテゴリーは、小学生及び女子1名、高校生3名、クラブ名、今後指導者へ1名のコーチの皆さんが県内外から、雪が多く寒い日にもかかわらず集まっていただきました。
午前中の講義では、実際の講義に入る前に参加者同士の円滑なコミュニケーションを図り、講習の雰囲気づくりの為、ゲーム形式の時間を設けました。できるだけ一方向の講義にならないよう、意見交換を行うことに努めました。また、休憩時間内でも指導チームの現状や課題を受講者同士で共有している姿が多くみられました。受講者が講義やワークをきっかけに、学びや情報を自然と共有していたことに改めて感謝したいと思います。興味があって、目的意識のはっきりした方々に集まっていただいたおかげです。
午前の最後には、実技指導のメニューをグループに分かれて午前中の講義内容を意識して、練習メニューの作成という課題に取り組みました。昼食後、メニューの再チェックを行い、体育館に移動し緊張した面持ちで実技指導を行いました。昼食時間も食事をしながら打ち合わせをしていたようです。受講者は初めての施設なので、体育館の広さや造りが気になり、時間前から現場の確認をしていました。
実技講習は、2人1組3グループで実施しました。指導課題はグループ毎に設定されており、ハンドリング、パスの基本練習・S&Cなどの基本スキルが中心に組まれました。各年代やレベルに合わせて、キーポイントをシンプルにして分かりやすいメニューにしたり、各グループの工夫された内容で実技を進めることができました。特に、エデュケーターの「楽しくラグビーをしましょう」をコンセプトに、参加者の皆さんは緊張感の中にも、楽しさを感じるような工夫があり、実りのある実技講習になりました。
実技終了後は、各グループが自らのコーチングをビデオで振り返り(good、bad、nextでのレビュー)、全体で共有しました。講習会のまとめを行い、全てを終了しました。蛇足ですが最後に10分ほど、エデュケーターの本職である理科の実験の授業を受けてもらいました。授業をやった意図は、教え込みではなく、やってみて、不思議に思って、考えてみる。何事も内発的な動機づけが成長と継続につながることを伝えたかったようです。分かることも大事だけれど、面白いがもっと大事なのではないかと思う、今日この頃です。
事後のアンケートの回答では、『スタートコーチにはない実技の講習がC級コーチ受講への動機づけだった』とする方が多かったです。この出会いと学びに感謝し、次年度も新たな受講者、特にこれから指導したいなと考えている保護者の方との講習を楽しみにしています。
実施日:2025年2月22日(土)
開催場所:石川県立小松高等学校
エデュケーター:荒川 富夫
報告者:中村 司